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千葉 旬海 |
三月十一日、下校途中に大地震にあいました。初めての体験だったので、ただおどろきとまどうばかりでした。その時、町にはサイレンがひびきわたり、車や人が一しゅんのうちにパニックになりました。
自分の家は海岸から五キロ位離れているので、まさか津波が来るとは思いませんでした。そして、時間がたつにつれて、どんどん海水が増して家の中までとうとう入りこんでしまいました。なにもすることができず、二階からただじっと見ていました。
避難所では、芦屋の職員の方々はぼくたちのために昼も夜もずっと走りまわってくれて、とても感謝しています。もしまた、どこかで同じような災害があった時にはぼく達もできるかぎりの手伝いをしたいと思いました。
一カ月おくれで学校が始まりいろいろな行事も中止になり、とても残念な気持ちだったけど芦屋市からのご招待の話がありとてもうれしかったです。みんな楽しみにしているのでどうぞよろしくお願いします。
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